こんにちは！佐賀県鳥栖市を拠点とし、福岡県久留米市や福岡市などを中心に、九州一円で鳶工事や足場工事、支保工を手がけております 株式会社ＴＮＫです。
玉掛けとはどのようなことを行うのかご存じでしょうか。
今回は玉掛けの基礎知識、使用する道具などを簡単にご紹介いたします。
基礎知識
工事現場や建設現場などでクレーンを使用し、大きな鉄骨などをつり上げている場面を目にしたことがあるかと思います。
このように、人力では運べない大きな荷物をクレーンで指定された場所に運ぶ際、クレーンのフックに荷物をかけたり、外したりする作業のことを玉掛けと呼びます。
玉掛けにおいてフックに荷物をかける方法はいくつか種類があり、目かけや半かけ、あだ巻きかけ、肩かけなどが主な方法です。
この中で、目かけは最も標準的で安全な方法といえます。
それ以外の方法には、滑りにくい、あるいは長い荷物や、太いワイヤーに適しているなどそれぞれメリットがあります。
玉掛けに使用する道具
一般的に、連結金具と呼ばれるものは、玉掛け用具と荷物を連結したり、玉掛け用具同士の連結に用いる鋼鉄製の玉掛け用具の事を指します。
例えばシャックルは、あらゆる玉掛け用具と荷を連結する万能さをもった連結金具です。
U字形の本体に玉掛け用具を通し、ボルトを差し込んで固定することができます。
あるいは、リングと呼ばれる連結金具は、シンプルな形状でさまざまな用途に用いることができます。
複数のスリングをまとめて取り付け、クレーンのフックに直接かけることが可能です。
クレーンフックの厚みとリングの内幅を考慮して、クレーンフックに緩衝しないリングを使用することが大切になります。
このように、つり上げる荷物の形状などから、どの道具を使用して持ち上げるか的確に判断する必要があります。
一口に玉掛けといっても、その方法や使用する用具は多岐にわたるため、安全に作業を行うためには専門知識が必要です。
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